予防できない双子消失(バニシングツイン)

 双子が消える

バニシングツインとは、双子の片方が子宮に吸収されて消えてしまうことです。単胎妊娠でも初期流産がありますが、それと同じようなものと考えられているようです。初期流産と同じく染色体異常などが原因とされ、予防することはできないと言われています。

起こる確率は?

単胎妊娠での初期流産と同じ程度の15%と言われています。予防することができないものなので、もし不幸にもバニシングツインが起こってしまった場合も、夫婦は自分を責めないようにしないといけませんね。

いつごろ起こるの?

ほとんどの場合妊娠15週目までに起こり、特に9週目までに起こることが多いようです。ネットで実例を調べると、双子と分かった段階で胎児の大きさに差があり、その後小さいほうが消失したというケースをちらほら見ます。

うちの場合も先生が二人の胎児の大きさを気にしています。順調かどうかの大きな指標なんでしょうね。

起こった時の危険性は?

バニシングツインが起こると、残った胎児のほうへの影響が気になりますが、その危険性は膜性の種類によって違います。

DDツインの場合

胎盤が別なので残った胎児への影響は少ないです。

MD、MMツインの場合

胎盤を共有しているため、残った胎児に悪影響がある危険性があります。

片方の胎児が消失すると、残された胎児への血流が悪くなったり逆に良くなりすぎたりして、障害が起きたり、死亡したりします。

思ったこと

この記事を書いている段階で、うちの子達はまだ10週。先週(9週時点)で検査に行った時には順調でしたが、今はどうだろう、これからどうだろうと不安になってきました。ネットで色々と情報や実例を見ていると、いたたまれない気持ちになります。危険性のことについて書くのは辛いですね。

バニシングツインは予防することができません。予防することができないもののことを知ってもあまり意味がないばかりか、不安を煽る形になるかもしれませんね。ただ、起こった時に、自分達を責めないようにする、という意味があるのかな。うん。そうだ。

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