双子の親に伝えたいこと(生後8ヶ月編)

体や心の発達

健診を受けて二人とも乱視の可能性を指摘されました。
スポットビジョンスクリーナーという機械で検査しました。まだこの時期の子供は精度の高い結果はでないので、あまり心配しないでと言われましたがやっぱちょっと心配ですなあ。

二人とも這いずりまわり腕立て伏せのような状態になったりもしますお座りもできるようになりました。僕が座っていると這って寄ってくるので可愛くてたまりません。

そうかと思えば、ぷいーっとどこかへ這って行ってしまったりもします。二人が部屋の隅などの一つの場所で頭を揃えてゴソゴソやっていることもあるし、別々に行動したりもします。

別行動していた二人がお互いを発見すると、笑顔になって寄っていったりするのも、いとかわゆし。

また何が可笑しいのかケラケラとよく笑います。流行ワードのようなものがあるようで、そのワードを言うだけで二人共大爆笑。ただ流行だけあって、次の日にそのワードを言ってもちっとも笑わなかったりします。不思議です。

夜に突如としてギャーと泣き始めることがあります。夜泣きですかね。

名前で呼んでも振り向きません

あと抱きかかえて目を見ようとしても、絶対目を合わせようとしない時があります。これは4ヶ月目くらいからでしたが。

少し風邪をひいたのか、2日ほど熱(38℃弱)と咳がありだるそうにしていましたが、病院に行って貰った薬を飲ませたらよくなりました。

食べ物

離乳食は一日2回。それ以外にミルクを一日に6〜7回くらいあげます。1回の平均量は150mlくらいです。先月に比べると離乳食の量が増えたからか、一回のミルクの量が減った感じです。
夜も深夜と明け方に2回(二人で4回)ミルクをあげます。もうちょっと1回の量が増えて回数が減ってくれればありがたいんですけどね。

初節句

妻の実家に雛人形を買ってもらって、妻の実家で飾り、妻の実家で初節句を行ったようです。他人事的なのは僕がインフルエンザにかかって参加できなかったから。残念です。

雛人形はコンパクトなものですが20万円弱くらいして、ひょえーって思いました。ランドセルも母方の実家が買うものだと聞きます。(広島だけの風習なのかもしれませんが)
もうおおかた一年近く妻の実家にはお世話になってるし、それ以上に負担をおかけしてなんか申し訳なくて。そしてわが娘や孫達が家にいるのが日常になりかけた頃に、僕が引っぺがして連れていくんだからさぞや腹立たしいでしょうねえ・・・。

双子の父親は肩身が狭い思いをしますね

伝えたいこと

毎月書いているような気がしますが8ヶ月経っても、発達の遅れは取り戻せてない感じです。
体重はちゃんと増えているんで大きな問題はないと安心していますが。

今月は二人ともリビングの中を這いずり回って遊んでいます。せんべいの缶を太鼓のように叩いてご満悦になったり、そのまま倒れて頭を打って泣き叫んだりしていて、20畳に満たない部屋でも、この子達にとっては未知に満ちた冒険の場なんだなあ、と思います。

僕の膝でおとなしくしていた子が、急に「床に降ろせ!」とばかりに動き始めます。床に下ろすと一生懸命に這ってどこかへ進んでいく、その後姿を見た時、不意に「これが親離れの始まりなんだ」と直感しました。

今はまだテーブルの向こうにあるせんべいの缶のところまでしか行きませんが、これがちょっとずつ遠くなっていきます。隣の部屋まで這うようになり、立ち上がって外に出て、保育園で友達を作り、小学校で社会のようなものを学び、中学校でいっちょ前のことを言う知識を身に着け、そうこうしてるうちに親を省みることもなくなっていくんでしょう。

這っているその後姿。その先のせんべい缶のまだその先に、地平まで伸びたどこまでも続く道が見えるようです。今はまだ追いついて「おりゃ」っとひっつかんで抱っこすることができるけど、いつか追いつけなくなる時が来ます。年老いた僕はやっとこ歩いて追いかけるけど、走る我が子の姿はどんどん小さくなります。そしてしばらくすると僕は疲れて歩くのをやめ、地べたに腰を下ろして、自分がついていけるのはここまでだと悟り、地平に消えそうな我が子の背中に向かって「最後に一度振り返ってくれんかな」と願うんじゃないでしょうか。

そんな光景が一瞬にして頭の中に浮かんで、そしてまた一瞬で我に返り、自分の親のことを思い浮かべて、振り返っても意味がない妻の実家のリビングで、振り返りたくなる馬鹿げた衝動にかられるのでした。

連綿とつながってきた僕も知らない人々の一生に思いが至る、奇妙な内的体験でございました。

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