甘くてねっちょりした焼き芋の作り方

焼き芋はゆっくり加熱すると甘くなる

焼き芋が甘いのは、さつまいもに含まれるデンプンが糖分に変わるからです。

この糖分に変える働きをするのが、これまたさつまいもに含まれているアミラーゼという酵素です。ちなみにこのアミラーゼという酵素は人間の唾液にも含まれていて、米や芋などのデンプンを含む食べ物を延々と噛んでいると、だんだん口の中で甘くなってくるのはそのせいです。

で、このアミラーゼという酵素は約80℃以上になると壊れてしまって働かなくなります。電子レンジなどで急激に加熱すると、この80℃をあっという間に越えてしまうため、柔らかくはなっても糖分に変わらない、というわけです。

アミラーゼが一番よく働く温度は70℃くらいだそうで、いかにこの70℃前後の温度帯をゆっくり通過させるかが、甘さを引き出すキーポイントになります

オーブントースターの低出力機能が最高

昔ながらに石焼いもにするのがいいのかもしれませんが、それも手間です。手軽にやろうと思うとやっぱりオーブントースターがいいです。

まずはさつまいもを洗ってアルミホイルできっちり包みます

包んださつまいもをトースターに入れて、低出力モードにしてあとは待つだけ。僕の持っているトースターは弱が300Wで、45分ほど加熱しました。タイマーが15分までしか設定できないので、チーンと鳴ったらまた15分、と繰り返しました。低出力モードが無い場合は3分ほど加熱して5分放っておく、といいったことを繰り返すといいと思います。

そんなこんなで、甘くてねっちょりした焼き芋ができます。うんめー。

思ったこと

さつまいもはとっても栄養が豊富らしいので積極的に食べたほうがいいんでしょうね。ちょっとした家庭菜園でもできるので、自給自足もいいかもしれません。

僕の父親は貧しくて、小さな頃はさつまいもと海で取れた魚介類だけ食べていたと言っていました。つまりそれだけで人間は生きられるということです。釣りができてさつまいもが作れたら、餓死はしなさそうだー。

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