運動会で使うこれの名前
wikipediaによると、ロードコーンとかカラーコーンとかパイロンって呼ばれるものだそうです。
小学生の頃、担任のナガサコ先生がこれのことをコーンと呼んでいるのを聞いて、クソガキだった僕が「とんがりコーンや、ソフトクリームのコーンに似てるからって、それをコーンって呼ぶなよ。絶対なんかちゃんとした正式名称があるだろ」と思ったのは、ナガサコ先生がいけ好かなかったからではありません。多分。
後に僕が大人になってから、これの正式名称はパイロンという、という話をラジオかなにかで聞いて「ほらほら!やっぱりコーンじゃないじゃないか」と思ったのは、いけ好かなかったナガサコ先生に対して粘着質な悪感情を持ち続けていたからではありません。多分。
そしてその時僕の中でのこれの名前問題は解決し、それ以後パイロンと呼ぶようになっていたんですが、どうも広島ではパイロンという名前はメジャーではないらしく、コーンと呼ぶ人が多いんです。
やっぱり僕が間違えているのかな?と、ついさっきなんの脈絡もなく気になりネットで調べてみたところ、冒頭にリンクを張ったwikipediaのページに辿り着き、そしてコーンと言っても差し支えないことを知ったのです。担任のナガサコ先生、30年も「ほーれみろ!」と内心得意げになっていてすいませんでした!
ん?
そのwikipediaをよく見てみるとコーンの綴がconeになってるんですね。あれ?とんがりコーンはどうだっけ?
というわけで公式サイトで確認。
cornですわ。
なにやらとんがりコーンとカラーコーンは同じ”コーン”でも違うらしいぞ。
とんがりコーンってダブルミーニングだったのか!
とんがりコーンってとうもろこしからできてるからコーンなんでしょ。というわけでcornを調べると「穀物、穀類、穀粒、小さな粒、(特定の地方の)主要穀物、小麦、トウモロコシ、オート麦、穀草、陳腐なもの」(weblioより)
合ってた。
じゃあconeは?調べると「円錐(えんすい)体、円錐形のもの、暴風警報球、(アイスクリームの)コーン、球果、まつかさ、火山錐」(weblioより)
うわ!とんがりコーンの命名者って絶対、とうもろこし(corn)で作った円錐(cone)っていう二重の意味を意識してるよね!
ソフトクリームのコーンもconeなのね。ずっとトウモロコシで出来てると思ってました。すいません。確かにトウモロコシの風味はしないね。
まとめ
というわけで、とんがりコーンとカラーコーンの直接的な関係はありません!
カラーコーンはconeでトウモロコシではなく円錐という意味です。
いやー、40歳になるまで勝手に信じ続けてきたものが揺らぐこのグラグラ感、たまらんわ〜。
「ピザハットのハットはhat(帽子)じゃないよhut(小屋)だよ」ということを知った時と同じくらいグラグラしましたわ。ロゴの赤い帽子みたいなんはなんや!紛らわしいんじゃ!と着ているシャツを破りそうになりました。
ちなみにリンガーハットもhutね。
あとナガサコ先生のことを久しぶりに思い出しました。ほんますいません。