【牛田山登山完全ガイド】山王大権現

神田山の山王大権現

見立山と神田山の間には山王大権現という謎の石碑があります。二百年前にできたようです。西暦1800年くらいでしょうか。東洲斎写楽が浮世絵を書いたり、伊能忠敬が地図作るために測量しまくってたころのようです。

山王権現ってなんなの?と調べてみたところ、神社でおなじみの神道、比叡山延暦寺の天台宗、自然崇拝である山岳信仰、の3つが融合した存在なんだそう。

明治維新の後に政府が、仏教と神道を分離しましょうと言い始めたため、山王権現を祀る日枝神社と天台宗は分けられたようなんですが、山の中にあったこの石碑にまではそういった娑婆の風は吹かなかったようですね。そしてそのままの形で今も残っている、と。

山の中の時が止まった感じが好きなので、この石碑も好きです。

通りすがりのおばちゃんが「これ、お供えしといて」と言って手渡してくれたもの。

「なんか・・・美味そうじゃの」と思いましたが、自制してちゃんとお供えしました。僕も大人になったんだな、と自覚させられる出来事でした。

ところで、古今東西おばちゃんは菓子を手渡してくる傾向にあると思いますが、その菓子のメーカーがブルボンやカバヤなどの若干中心からずれたところなのはなんでなんでしょうか。ちなみに僕はブルボン信者です。ルマンド最高!

後日、また同じおばちゃんがカバヤアーモンドチョコレートをくれました。僕もおばちゃんも頻繁に山に入っているようです。

何事も神仏(大自然)のされること。今日一日を精一ぱい生きよう。良い言葉です。

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